アラフォー先生が、これからの中学校のために考えなければならなこと

教科、年度、都道府県により違いはありますが、次の表をご覧ください。
アラフォー、教師、先生、やること、リーダー
アラフォー先生が何をすべきか、この表から見えてきます。
リーダー的な役割をしなければならない、ということではありません。


ステージ別 中学校教師の仕事のヒント

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アラフォー先生は、

一つ上の世代と一つ下の世代を「繋ぐ」

のです。
それがアラフォー先生の果たすべき役割です。

一つ上の世代の技術を、一つ下の世代に伝えていくのです。
例えば、
・一つ上の世代の先生の授業を、一つ下の世代の先生と一緒に参観する
(ただし、参観させてもらう先生については、授業アンケートの評価がよい、校長先生からの推薦等、一定の条件が必要でしょう。)
学年主任等をしている場合は、
・一つ上の世代の先生と一つ下の世代の先生の校務分掌を意図的にペアにする
等です。

いくつか留意点があります。
授業参観場面であれば、中学校で一つ上の世代の先生の授業は、いわゆる「昔ながらのいい授業」をする先生が多くいます。
典型的なのが、
「一人の明るい生徒をいじって、クラス全体に笑いや笑顔をつくる授業」
「元気のある生徒だけが発言していく授業」
「静かな授業で、ずっと聞いている、ずっと問題を解いている授業」
等です。
このような授業を「よくない授業」として、十把一絡げにしてしまうのはよくありません。
一つ下の世代の先生と一緒に見る前に、アラフォー先生自身が一人で授業を参観し、見習うべきポイント(観点)を明確にしておくのです。
観点の例として、例えば、
・板書の仕方
・やんちゃな生徒が発言した時の取り上げ方
・忘れ物をした生徒に対しての声かけの方法
・教科の説明の方法
・宿題の出し方
などです。
それを事前に一つ下の世代の先生に伝えておくのです。
ずっと先生が説明しっぱなしの授業をしている先生である場合は、「この先生の授業は、ずっと説明しっぱなしですが、○○については一流だからしっかりやり方見ておいてください」と授業参観の前に説明しておけばいいのです。

校務分掌をペアにする場面では、事前に一つ上の世代に先生に、
「すみません。(一つ下の世代の)○○先生には、(一つ上の世代の)△△先生の技術や指導法をできるだけ吸収してほしいと思います。次の分掌を決める会議では意図的にそのような配置にしようと思うのですが、よろしいでしょうか」
このような声かけをしておくのです。

そうやって、一つ上の先生の見習うべき部分を伝え、繋げていくのです。
その後、一つ下の世代の先生が、「○○はどうやったらできるようになるんですか」というような質問をできれば、ねらいはほぼ達成されたことになります。

このように、下の世代と上の世代を繋げていくのが、アラフォー世代なのです。
ぜひ、実践してください。
よろしければ「ステージ別 中学校教師の仕事のヒント」を参考になさってください。

<最後に>
冒頭の表から分かるように、アラフォー世代の先生は、倍率が高い時に採用試験を合格しているため、いわゆる「できる(と思っている)先生」の割合が多いように思われます。
(「できる」の定義はここではおいておきます。)
採用試験の倍率が高い時に通っているわけですから、そんなプライドもあるでしょう。
いわゆる一流と言われている大学出身の先生も多く見受けられます。
また、上の世代を見ても、下の世代を見ても、倍率が低い時に合格している先生が多いので、「私の方ができる。上も下もできない先生が多い。」と思ってしまう(そのように私が感じる)のです。
このような理由からか、このアラフォー世代の先生は、「私はできる先生だ」と錯覚してしまう場合が多いのも事実です。

できる先生とはどんな先生か?
どのような教師を目指すのか?
目の前の生徒に自分の生き方・考え方を正直に伝えることができるのか?

そのようなことを考えなければ、健全な組織にはなりません。
できる先生=手際よく処理できる先生、頭の回転が速い先生
ではないはずです。

できる先生とは、尊敬できる先生、生徒から信頼のある先生、人間的魅力のある先生のことです。
そんな先生ができる先生である、と価値づけていくのです。

間違っても、職員室で経験年数の少ない先生を見下したりするような態度をしてはいけません。

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