上村愛子選手「なんで一段一段なんだろう」を中学生に5分で語る

HRや道徳、各種便りで、「コツコツやること」や「結果が出なくても前向きになるような頑張り方をすること」の大切さを中学生に語る時に使ってください。

———————————
オリンピックには忘れられないセリフがいくつかあります。
冬季オリンピックの種目であるモーグルの上村愛子選手の「なんで一段一段なんだろう」という言葉もその一つです。

上村選手は、1998年18歳で長野オリンピックに出場し、7位入賞を果たしました。
皆さんが生まれる前のことです。
それ以降、オリンピック出場を続けます。

1回目1998年 長野オリンピック7位
2回目2002年 ソルトレイクシティオリンピック6位
3回目2006年 トリノオリンピック5位
4回目2010年 バンクーバーオリンピック4位
毎回メダルを期待されながらも、願いは叶いませんでした。
「なんで一段一段なんだろう」という言葉は、2010年バンクーバーオリンピック4位だった時に言った言葉です。

そりゃそうですよね。
通常では考えられないような努力を十数年以上してきて、結果が4位。
泣けてくると思います。
誰だってそうですよね。
長い間一生懸命頑張ってきて、思うような結果が出ない・・・。
そんな時は嫌になります。
上村選手はこの後引退を考えます。
しかし再び猛練習を始め、2014年ソチオリンピック出場を見事果たしました。
一段一段だと、今回はメダルが取れる「3位」のはずでした。
しかし結果は・・・、「4位」でした。
5回目のオリンピックでは、一段も上がることができませんでした。
しかし4位と決まった直後、上村選手は次のように話します。

「結果は、メダルを取れなかったというだけで、すべて全力で滑ることができました。達成感マックスです。すごく清々しい気持ちです。」

この言葉を満面の笑みで話しました。
上村選手は、メダルは取れなかったものの、それ以上に大事な事を得たのではないでしょうか。

ここで伝えたいこと。
頑張って、結果が出ない時もあります。
大事な事は、頑張って結果が出なかった時でも、
「すべて全力で滑ることができました。達成感マックスです。すごく清々しい気持ちです。」
と、言えるかどうか。
そこなんじゃないかと思います。
テスト勉強、部活動、習い事など。
これから、皆さんは何かに向かって頑張る時が必ず出てきます。
そんな時に結果が出なくても、このような思いをもてるかどうか。
そんな思いをもてる人が、一段一段、着実に確実に成長していくのだと思います。
間もなく学年末ですね。
どんなことでも構いません。
「達成感マックス」と言えるよう、何かに打ち込んでいけたら、カッコいいですね。


記事一覧 page01 <2014/01~2014/06>

記事一覧 page02 <2014/07~2014/12>

記事一覧 page03 <2015/01~>


広告