12の勝負授業をつくる

「この授業をすれば、生徒は集中し、食いつき、感動し、時には涙する。そんな授業をもたなくてはならない。」
教師1年目、尊敬している先生から聞いたことです。
それ以来、1学期に1回のペースでそのような授業を目指して創っていったことを覚えています。
tori


中学校教師、教育、ブログ、仕事術
生徒が「生徒が集中し、食いつき、感動し、時には涙する授業」を創るには、通常の何倍もの授業研究が必要になります。
その過程において、例えば「練り上げる」という作業があります。
そのような練り上げられた授業では、
・発問が完全に決まっている(思いつき発問をしない、発問の言い直しをしない)
・どこでどのような指名形式・発表形式をするのか決まっている
のです。
自分よりも授業がうまい先生に模擬授業を見てもらうのもよいでしょう。
生徒の前で実際に授業をする前に、練習に練習を重ねることも必要です。
指導案の内容もすべて覚えておかなくてはいけません。
指導案を見ながらの授業では本末転倒です。

一度やれば分かりますが、その後の授業が変わります。
授業を変えたいと思われる先生は、ぜひ挑戦してください。

タイトルのように12個とした理由は、1カ月に1回そのような授業ができればよい、という目標です。
多いに越したことはないでしょう。
教科はHR、道徳、専門教科のどれでも構いません。
授業開き、学級開き、テスト明けの授業、学期末の授業、学年末の授業、参観時の授業など、節目節目はそういう授業をするチャンスと言えます。

「生徒が集中し、食いつき、感動し、時には涙する授業」で、生徒は次のような感想をもちます。
「○○先生は、普段は熱い姿を見せなかったけど、○○については、こんな考えをもっていることが分かった。とても分かりやすかったし、感動しました。自分の考えを言えたし、気持ちよかった。また、こんな授業を受けてみたい。今日授業にあった○○は、・・・・・・。(感想が長くなる)」
また、授業最後の指示「今日の授業の感想を書きなさい」と言った瞬間、生徒がシーンとして、教室に鉛筆の音だけが響き渡ります。
成人式の日にも、「あの授業をもう一回やってほしい」と言われます。
読者の先生から、
「錦織圭選手の授業(旬な人物やネタを中学校で道徳授業にする方法~錦織圭選手を例に~)をやりました。生徒がいつもとは違う反応をしました。とても集中していました。感想の量もいつもとは全く違いました。感想用紙一杯に埋めていたのです。授業が変われば、生徒も変わる、本当なのだと思いました!毎年この授業をしていきたいと思います。」
という感想をいただきました。
このようなイメージです。
書籍やインターネット上には、多くの素晴らしい授業が発表されています。
それらの中から、「自分がこれだ」と思うものを選んで、授業を組み立て、自分のものにするのです。
冬休みを利用して挑戦してはいかがでしょうか。

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