H27中学校教員採用試験を合格された皆様へ(1)4月までの過ごし方

まずは、教員採用試験の合格、おめでとうございます。
平成27年の4月まで、月に1回程度の割合で、合格された皆様向けに記事を書いていく予定です。
採用1年目で、地獄のような思いを読者の皆様がしないよう、しっかり書いていくつもりです。
ハードルが高いこともあるので、それはそれとして適当に読み流してくださればと思います。

内容は、「心構え」、「今からできること」、「過ごし方」、「必要な資質」、「部活動の考え方」、「中学校教師の仕事の基本」などを中心に構成します。
初回は、平成27年4月1日(水)までの「過ごし方」です。
ハードルをかなり上げて書きますが、あくまでまだ読者の皆様は職についていない状態です。
くれぐれも無理なさらないよう、ご自分のできる範囲内でお願いします。
<目次>
(1)プライベートを大事にする(プライベートの過ごし方を充実させる方法を知る)。
(2)ややハードルが高めですが、GWウィークまでの約1か月間分の「授業準備」をする。
(3)教師以前に「人として大切なこと」をまとめておく。

中学校教師、教育、ブログ、仕事術

新たな職につくまでの間の過ごし方は、人によっていろいろ意見が分かれるところです。
「まだ、働いてもないのだから、自由に過ごせばいい。仕事のことは、始まったら嫌でも考えなければいけないのだから。」という考え方もあります。
もちろん、それはそれで間違っていません。
これも当ブログで繰り返し述べていることですが、「0か100か」「白か黒か」の議論は嫌いです。
どちらもありなのです。
そのような不毛の議論をするから、消耗してしまうのです。
しかしここでは、冒頭で述べた「1年目で地獄のような思いを読者の皆様がしないよう」という思いに立ち、次のような過ごし方はどうでしょうか。

(1)プライベートを大事にする(プライベートの過ごし方を充実させる方法を知る)。

「教師業にほぼすべての時間を奪われる教師」は、経験年数に魅力が反比例します。
そうならないように、今から、充実したプライベートを過ごす技術を身に付けてください。
例えば、部活動も授業もない午後の平日があります。
定期テストの午後などが該当します。
そんな時の時間の使い方です。
ダラダラ中学校に残って仕事をしてほしくはないのです。
しっかりと時間給をとって、プライベートの時間にあててほしいのです。
しかしそのような日に観察すると、次のように分かれます。
・職場の先生とずっとしゃべっている先生
・午後の予定に向けて、早く仕事を終わらる先生
何度も言いますが、「職場の先生とずっとしゃべっている先生」がよくて「午後の予定に向けて、早く仕事を終わらる先生」がダメだと言っているのではありません。
しかし経験上、「午後の予定に向けて、早く仕事を終わらる先生」の方が、バランス感覚があるのです。
アイデア力も、いろんな場面でのセンスもあるのです。
具体的にどう過ごすのかについては、
人間的魅力を感じる中学校教師が習慣にしていること」で記事にもしています。

(2)ややハードルが高めですが、GWウィークまでの約1か月間分の「授業準備」をする。

「学年が決まっていないので、どの学年を予習したら分からない」かもしれませんが、中1~中3までの3学年分、頑張ってください。
合計1カ月×3学年=3か月分の量になります。
週3時間の教科であれば、3時間×4週×3学年分=36時間分です。
1時間の授業に対して、まず30分程度かけてはどうでしょうか。
予習の方法は教科によって特性がありますので一概には言えませんが、一般的に、
・板書する教科であれば、「板書」を予習する。
・授業の基本的な流れを頭に入れておく(できれば、授業の達人の授業ビデオを見る)
流れと言うのは、活動の組み合わせです。
導入の方法
班活動の仕方
説明の方法
実験の方法
発表のさせ方
まとめの方法
など
・授業の基本技術を学んでおく
例えば、
挙手
指名
教室への入り方
視線の送り方
など
・プリントの作成法
他、数えればきりがありません。
これも、うまい先生の授業を見るしかないんですね。
達人先生の「授業DVD」が、販売されています。
その先生の映像を何度も何度も見て、自分のものにしてください。
また、授業の方法については、大型書店に本がたくさん並んでいます。
自分の目で内容を確かめ、「これだ」と思うものを購入してください。

(3)教師以前に「人として大切なこと」をまとめておく。

教師として仕事を続けていると、どうしても「世間の感覚」「人として重要なこと」を忘れてしまいます。
このようにならないために、「教師になる以前に大切にしていたこと」をまとめておくのです。
例えば、
・優しさを忘れない。
・人の幸福を願う。
・他人の不幸の上に自分の幸福を築かない。
などです。

(4)教師という職業にとらわれない「仕事術」を学ぶ。
書店には、「仕事術」と名のついた本が所狭しと並んでいます。
ぜひ、読んでください。

以前に、次の記事を書きました。
よろしければ、合わせてご参考になさってください。
内容が重なっている点もありますが、悪しからず・・・。
4月から中学校教師になられる皆様へ|5つの指針

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