相談する教師の姿勢、相談される教師の姿勢

本ブログで繰り返し伝えていることの1つです。

相談される教師の姿勢

誰かに相談されたときに、
「僕の前やったら(生徒は)言うこと聞くよ」
と答える教師がいました。
これは、相談される教師の姿勢として、完全にアウトな発言です。
そんなことを聞きたくて、相談したのではないのです。

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アウトな理由は大きく分けて2つあります。
<1つ目>
「僕の前やったら(生徒は)言うこと聞くよ」
ということは、裏を返せば、
「僕の前でしか、言うことを聞く生徒しか育てられていない」、
「僕は、裏表のある生徒を育てている」、
「僕の育てている生徒像は所詮その程度」、
と公言しているようなものです。

<2つ目>
「教科の授業は教科担当で責任をもたなければならない」
この考えには賛成です。
教科の授業での生徒指導的な事項を、すべて担任の責任にされたら、担任はいくつ体があっても足りませんから。
しかし、です。
例えば、「教科の授業や部活動で言うことを聞かない生徒」がいて困っている先生がいるとします。
その困っている先生が、生徒の担任に「相談」した時の答えが、
「僕の前やったら言うこと聞くよ」
では、あまりに悲しすぎやしませんか。
不毛ではありませんか。
「で?」(何の自慢???)
みたいな感じになります。
担任の自慢話を聞くために、相談しているわけではないのです。
目的は1つだけです。
困っている先生が「相談」してきたのなら、「解決策」を示すことです。
「担任以外が対応しても、生徒をよい状態に保つにはどうしたらよいか」
を具体的に言えなければなりません。
例えば、
「○○さんは、家庭環境が△△だから、例えば、■■を授業中にやってあげると信頼関係ができるかもしれない」
と言うことです。
そこまでできないのであれば、「解決策を協力して探っていく姿勢」が必要です。

相談する教師の姿勢

もし、その困っている先生が、
「お宅の生徒、全く授業中言うことを聞かなくて、困っています。何とかしてください!」
という担任批判的な言い方をしてくれば、もちろん話は別です。
このような教師は「刺激をしないように距離を取る」のがよいでしょう。

相談する教師にも相談される教師にも、相応しい姿勢があるのです。

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