「残業する教師」にとっても「残業しない教師」とっても、気持ちのよい職場にすること

「残業する教師」にとっても「残業しない教師」とっても、気持ちのよい職場にすること
この記事の私の主張のすべてです。
残業しない教師に対し、周りの教師が、
「お疲れ様でした」
と笑顔で言える職場です。
残業する教師に対しても、周りの教師が、
「いつもあの先生は頑張っている」
と笑顔で言える職場です。
精神論だけでは解決しない問題も多くあります。
それは間違いありません。
しかし、精神論でも解決できる問題は少しはあると思っています。
中学校教師の残業問題、仕事術
この記事は、私見中の私見です。
続きを読んでくださる方も、軽く読み流してくださればと思います。

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中学校教師の残業について、
「生徒のために残業をするべきだ」
「家庭のために早く帰るべきだ」
というような「〇〇べきだ」という考えがそもそもおかしいのです。
「中学校教師の残業問題」の半分は、「残業そのものの問題ではない」と思っています。

職員室で、管理職やベテラン教師に、
「残業せずに帰ってくださいね」
と優しく言われた時に、どのような感情をもつでしょうか。
A「〇〇先生が、気にかけてくれている。嬉しい。」
と思えるような職場でしょうか。
それとも、
B「残業せずに早く帰りなさいと何回も言うくらいなら、仕事減らすか、目の前の仕事を手伝ってほしい。」
C「残業は好きでやっている。ほっておいてほしい。定時退社は反対だ。」
D「委員会からお達しがあるから、言っているだけ。」
E「周りは誰も帰ってないのに、自分だけ帰れない。」
と思うような職場でしょうか。

Bであれば、
上司や先輩教師に対する不満+仕事量に対する不満+組織に対する不満
Cであれば、
上司や先輩教師の考え方に対する不満
Dであれば、
上司や先輩教師の考え方に対する不満
Eであれば、
上司や先輩教師への過敏すぎる反応、気遣い
ですよね。
「仕事量が多いことそのものに対する不満」がすべてなわけではないような気がするのです。

ここで、「やってはいけないこと」は見えてきます。
反対の立場の教師にプレッシャーを与えることです。
例えば、残業しない教師に対して、
「残業するななどと言うことはおかしい。教師の仕事はたくさんあるから、残業するのは当然。いいことである。」
と言う。
また、残業する教師に対して、
「残業することは、自分が無能だと示しているようなもの」
と周りの教師に言うことです。
このようなことを、リーダー的立場にいる教師が職員室で誰もが聞こえるような声で言うようでは、残業問題は解決しないでしょう。
「早く帰りたい時がある教師」や「残業したい教師」にとって、かなり強いプレッシャーとなるのです。
誰もが気持よく定時に帰ることができ、気持ちよく残業することができれば、残業問題の半分は解決するのです。

だから、リーダー的立場にある教師は、
残業しない教師に対し、「お疲れ様でした」
残業する教師に対し、「いつもあの先生は頑張っている」
と笑顔で言える職場の雰囲気を、まずは率先してつくらなければならないのです。

その上で、何か本質的な問題があるのであれば、組織の雰囲気を悪くせずに、問題を解決していかなければならないのです。

そして、これだけでは解決できない残った半分の問題が、
「職場の雰囲気はとてもいい。協力関係も完璧である。でもやることが多すぎて、勤務時間内に終わらない」
という問題なのです。
これについては、先日報道もされたところです。
そんなに遠くない将来、解決への糸口が示されると思っています。

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