30分の準備で7時間30分働くのは、あまりにもバランスが悪い

・学習時間=研修や本を読む時間(教材準備の時間も含む)の合計
・本番時間=学習時間以外の仕事時間(生徒対応、会議、部活動、事務処理)の合計
として、
「学習時間:本番時間」
を考えます。
特にデータはありませんが、生徒の授業がある期間であれば、1日に8時間働くとして(実際にはもっと多いでしょうが)、学習時間は多く見積もっても、1時間程度ではないでしょか。
ということは、
学習時間:本番時間=1時間:7時間
になります。
私の場合、一番ひどい状態の時は、
学習時間:本番時間=30分:7時間30分
でした。
「30分の準備で7時間30分働いていた」
のです。

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「ぶっつけ本番」だらけの状態です。
本番ばかりに時間を使い、肝心の学習時間少なくなっていたのです。
生徒には、「練習が大事」「準備が大事」と伝えているのに、自分はそうでないと感じた瞬間、情けなくなったことを覚えています。

「現場で学ぶ」ことももちろん大事です。
しかし、現場での学びをさらに質の良いものに変えようと思えば、学習時間を増やさなければならないのです。

特別すぎるかもしれませんが、MLB選手のイチローを例に取ります。
イチロー選手が試合に出ている本番時間は、1日2時間程度です。
最近では、代打や守備固めでの出場も多いですから、平均すればもっと少ない時間になるでしょう。
そして、イチロー選手はこの2時間の本番時間のために、毎日数時間、オフのシーズンはさらに多くの時間、練習しているのです。
1年間のトータルで言えば、学習時間(練習時間)は、本番時間の数倍にもなるでしょう。

イチロー選手と中学校教師を同じにすることはできません。
また、現実問題として、日々授業がある時に、毎日2時間3時間の学習時間を取ることはできません。
だからこそ、生徒の長期の休み期間(春休み、夏休み、冬休み)を利用して、「学習時間」を増やさなければならないのです。
この時間を最大限活用して、アンバランスさを解消するのです。
向上心の強い先生は特に意識してほしいことの1つです。

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