学級通信(学級便り)を多く早く正確に書く21の方法|中学校

「学級通信、学級便り、学年便り」の参考に、「テンプレート、例、題名、素材」が見つかります。4月、入学式、レイアウト、ワードが記載されています
「学級通信を書かなければならないのは分かっているけれど、どのように作成したらよいのか分からない」
「学級通信を書く時間がない」
「学級通信の文章に自信がない」
「学級通信の写真入りの簡単なレイアウトのテンプレートがほしい」
「入学式直後に渡す創刊号(第1号)の学級通信はどのような内容にすればよいのか」
「学級通信の素材がほしい」
「4月の学級通信のポイントを知りたい」
「学級通信の文章の例が知りたい」
「学級通信の名前をどのように決めたらいいのか分からない」
という方のために簡単にそのポイントを記事にしました。

<目次>
1.学級通信を発行しなければならない理由を知る
2.第1号(創刊号)や4月当初の学級通信に必要な内容
3.学級通信や記事のネーミングを軽視してはいけない
4.学級通信の名前はこう決める
5.簡単に100号以上発行するための技
6.書く内容は「いいこと9、悪いこと1(なければ0でいい)」
7.抽象的な表現から具体的な表現へ
8.1週間単位で、クラスの生徒全員の名前を入れる
9.紙媒体でいったん出力して文章を読む
10.文章は時間をおいて見直す
11.第三者に見てもらう
12.写真を入れる
13.記事を読んだ後、生徒や保護者に「どんな気持ちになってほしいか」を考える
14.ワードの文章更正機能を使う
15.流行りの出来事を入れる
16.本当に担任がそう思っていることや経験したことしか伝わらない
17.学級通信の完成度をさらにアップさせるための当たり前すぎる方法
18.学級通信に加えて、学年通信も発行してもらう
19.とにかく多くの文章を書くこと
20.写真入りの学級通信や学年便りを短時間で作成するコツ
21.学年通信・学級通信テンプレート(写真1~8枚用)|ダウンロード


記事一覧

1.学級通信を発行しなければならない理由を知る

学級通信は、今や学級経営の必須ツールです。
学級通信で保護者、生徒と心をつなぐことができます。
「多ければよい」というわけではありませんが、私が学級担任をしていた頃は200号以上発行していました。
A4サイズではありません。
すべて、B4サイズです。
一人一人全員の生徒に焦点を当てようと思えば、必然的に量は多くなるのです。

もし、学級通信を発行しなかったらどうなるでしょうか?
保護者はきっと、
「学級の様子が伝わってこない」
「もっと伝えてほしい」
と感じるでしょう。
不満感がたまっていくのです。
そして三者面談で、「えっ、学級はそんなことになっていたのですか?全然知りませんでした」と言われてしまうのです。

「学級通信を渡しても生徒が保護者に渡さないから意味がない」とう教師もいます。
それは、違います。
「渡さないから意味がない」訳がありません。
まったくの言い訳です。
学校には説明責任があります。
常に情報を発信しなければなりません。
仮に生徒が渡していなくても、面談や保護者と会話するタイミングで、保護者の前で生徒を指導することもできます。
その時の言い方も大事です。
少しゆるい感じで、顔は笑顔で、
「え~、○○さん(生徒の名前)、学級通信保護者に渡してなかったの???これだけ苦労して、家の方に○○さんのよいところを知ってもらおうと思っていたのに(笑)」
というように言います。

学級通信を配布した瞬間、生徒は「自分のことが書かれている文章や写真を食い入るように見る」のです。
それだけ、自分のことが書かれていることに関心があるのです。
書かれていると、「所属意識」も高まるのです。

2.第1号(創刊号)や4月当初の学級通信に必要な内容

<担任の方針>
「どんなクラスにしたいのか」
「どんなことをゆるさないのか」
「どんなことは嬉しいのか」
「1年間で○組が目指すこと」(例えば、合唱コンクールで・・・、体育大会で・・・、演劇発表会で・・・、など)
「クラスのルール」
<クラスの名簿>
<座席表>
<班分け>

<保護者の方への挨拶>
一般的には、
「保護者の皆様へ
●年●組の学級担任をさせていただくことになりました○○と申します。
大切なお子さん、確かにお預かりしました。
(プラス一言、ご自身で作成してください)
卒業までの1年間、全力でがんばって参りますので、よろしくお願いいたします。」
という内容です。

3.学級通信や記事のネーミングを軽視してはいけない

保護者や生徒に「読んでもらうため」に学級通信を作成するはずです。
しかし、保護者の方は忙しいのです。
記事名を見ただけで、内容を読んでもらえるように工夫しなければなりません。
また、どんなにいいことを書いてあっても、記事名がおもしろくなさそうなら、生徒は続きの記事を読まないこともあります。
だからネーミングが重要なのです。

さて、記事名のネーミングのコツです。
NGネーミング例
1.中間テストの結果について
2.体育大会の一言感想
3.校外学習での一コマ
修正例
1.400点以上取れる人の共通点は、夜○○することだった?
2.体育大会「飛び上がるほどうれしかった」理由
3.校外学習で通行人が○組に注目その訳は\(^ ^)/
次の記事も参考になさってください。
学級通信・学年便り|読まれる記事のコピーライティング50選

また、以前の記事にも書きましたが、私はいつも次の本をネーミングの参考にしています。
「キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック (日本実業出版社 川上 徹也著)Amazonサイトへ

4.学級通信の名前はこう決める

学級通信の名前は何にすればいいのか迷うところです。
「担任が1年間大事にしたいこと」を名前に表すのです。
例えば、
獅子のような強い生徒に育てたい場合は、「Lion Heart」
困難を乗り越える心をもってほしい場合は、「Overcome」
夢や希望をもってほしい場合は、「希望大陸○年○組」
などです。

他にも、学級通信や学年通信に使えるキーワードとして、
諸島、大航海、絆、満開、晴れ、春、明るい、未来、楽しい、颯爽、素敵、感謝、大樹、歓喜、対話、メッセージ、大空、泉、広場、仲間、気持ち、太陽、タイム、大地、祭典、すごい、笑顔、門出、ドラマ、pray for、感動、大地、花、音色、虹、誓い、精神、祭、宝、奇跡、翼、応援、夢、輝く、教室
などがあります。
これらの言葉を組み合わせると、例えば、
「歓喜の大空」
「pray for ○組」
「未来の翼」
「○組タイム」
「○組諸島」
「奇跡の大空」
「○組広場」
「○組満開」
「虹の教室」
とネーミングできます。
他にもヒントになりそうな言葉を、卒業アルバムのメッセージ・寄せ書き・学級便りで使える言葉140選で記事にしています。
さらに読者の皆さんの言葉を加えれば、もっと素敵になるでしょう。
「ネーミング」、重要です!

5.簡単に100号以上発行するための技

カレンダー季節行事「学級便り・学年便り」12ヶ月のネタ30選で記事にしています。

6.書く内容は「いいこと9、悪いこと1(なければ0でいい)」

何かクラスで問題が起こった時だけ、
「○○ということがありました。とても悲しいことです。友達の気持ちになって考えたら・・・」
という内容の学級通信を発行する教師がいます。
こんな学級通信は最低です。
担任のストレスを学級通信にぶつけているだけです。
また、「学級通信=悪い内容の記事が書いているもの」というような位置づけになってしまいます。
そうなると、「学級通信に載せてほしくない」と言った希望まで出てきてしまうのです。
加えて「保護者に学級通信を渡さない」生徒も増えるのです。
「今のクラスの課題」はもちろん書いていいのですが、課題である内容の「1つの記事」を書くために、「心が晴れ晴れするような9つの記事」を書いておかなければなりません。
だから、問題がない時にこそ、たくさんの学級通信を発行しておくのです。

7.抽象的な表現から具体的な表現へ

抽象的な文章は読んでいて面白くありません。
例えば、「今日のホームルーム、○○さんはとても素晴らしかったです」
では不十分なのです。
読まれるための文章の本には、必ずと言っていいほど書いていることがあります。
「読んでいたらその情景が頭に思い浮かぶような具体的な文章にする」
ということです。
具体的な表現の方法として、「数」を入れる方法もあります。
例えば、
NG
昨日朝早く学校に来ている仲間が何人かいました。
修正後
昨日(26日)、朝8時までに教室に入っている仲間が7人もいました。

8.1週間単位で、クラスの生徒全員の名前を入れる

1週間単位が厳しければ、2週間~1カ月単位でもいいでしょう。
これを意識していないと、名前の出てくる生徒が固定されてしまいます。
名前を入れようと思ったら、名前が入っていなかった生徒にも視線を送ることができます。

9.紙媒体でいったん出力して文章を読む

パソコンの画面上でチェックすることと、紙媒体に出力してチェックすることでは大きく違うのです。
「紙媒体の方が見やすくて、チェックしやすい」
もちろん、これは理由です。
しかし、これだけではありません。
PC上で読むと「主観的」にどうしても見てしまいます。
それに対して紙媒体で読むと「客観的に」に見ることができるのです。
「客観的に見る」とは、「読者目線」のことです。
これは、大きな違いです。
ぜひ、意識してください。

10.文章は時間をおいて見直す

すぐに発行する場合は除いて、時間をおいて2回見ます。
「ラブレターを夜書いて、朝読み返してみると、恥ずかしい内容だった」
というのは、有名な話です。
夜は気持ちが高ぶることが多いのでしかたのないことなのです。
学級通信を書いたなら、次の日の朝にもう一度見返すのです。
温度を調節するのです。

11.第三者に見てもらう

できれば管理職にお願いしましょう。
文章を発行する上での必須条件です。
独りよがりの文章はいけません。

12.写真を入れる

これについては説明はいらないでしょう。

13.記事を読んだ後、生徒や保護者に「どんな気持ちになってほしいか」を考える

「この記事を読んだ後、読者にどんな気持ちになってほしいのか」
を意識するのです。
例えば、
「読んだ後に、生徒が家に帰って保護者にありがとうと言いたくなる気持ち」
「読んだ後に、教室のゴミを拾いたい気持ち」
になってもらうなどです。
これを意識すれば、
「書き手が伝えたいこと」に加えて、「読み手がどう感じるか」も意識でき、独りよがりの文章から卒業できます。

14.ワードの文章更正機能を使う

こんなに便利な機能はありません。
多くの間違いを一瞬で見つけてくれます。
「校閲タブ」-「スペルチェックと文章校正」の順に選択します。
私は、この機能で1つの記事に対し、最大9か所の文章校正がありました。

15.流行りの出来事を入れる

平成26年の3月時点であれば、ソチオリンピック・パラリンピック、春の選抜高校野球に出場した都立小山台高校の実践などです。

16.本当に担任がそう思っていることや経験したことしか伝わらない

本やインターネットで探してきた「名言」を学級便りに書いても伝わりません。
担任の先生が今までで感じたこと、本当にそう思っていることしか生徒に伝わらないのです。
学級通信を書くことは、そのような過去の自分と向き合う作業でもあるのです。

17.学級通信の完成度をさらにアップさせるための方法

「本を読む」ことです。
当たり前ですが、大切なことです。
本を出版することは、とてもハードルの高いことです。
出版社の厳しいチェックの後、書店に並びます。
身近な教師からだけではなく、そのような高いハードルを越えた著作に学ぶことです。
Amazonの本の検索サイトで、
「学級通信 中学校」とすれば、良書が多く見つかります。

18.学級通信に加えて、学年通信も発行してもらう

「誰と一緒のクラスになったの?」
クラスが決定した日、生徒は家に帰ってから保護者に必ずと言って聞かれることです。
その時に、子どもは、「○○さん、○○君・・・」などと続けていきます。
しかし、保護者は名前だけでは誰のことか分からないのです。
そこでおススメなのが、
「クラス発表直後に撮影した写真を掲載した学年便り」を撮影した当日に作成して配布してもらうことです。
担任は時間がありませんから、他の学年教師にお願いしておきます。
(※どうしても他の教師に頼めなかったら、自分でクラスの写真を撮って、翌日の学級通信に掲載しましょう)
新クラスへ移動した直後に、担当の先生に各クラスの写真を撮りに周ってもらうのです。
「えっ、もう学年便りに写真が掲載されているの?」
と保護者や生徒からも大好評でした。
最初ですから、特に印象も強くなるのです。
また、生徒を動かすので、生徒指導担当教師と複数で写真を撮るのがよいでしょう。
クラス全員を教室の後ろか前へ集合させて撮影します。
最初ですから、生徒に難しい要求はしないようにしましょう。

19.とにかく多くの文章を書くこと

「量は質に転化する」という言葉があります。
これは、学級通信を書くときにもあてはまります。
書くことで、
「記事がより意味のある内容になり、記事を書くスピードも速くなる」
のです。
本ブログも、最初の1つ目を記事にする時には、3時間かかりました。
本記事は、文字数が10倍程度あるのにもかかわらず、90分程度でほぼ完成しました。

20.写真入りの学級通信や学年便りを短時間で作成するコツ

写真入りの学級通信や学年便りを短時間で作成するコツはいくつかあります。
ポイントは、
・ワード上で写真を挿入する場合は「段組み」を利用すること。
・写真のサイズは、1枚1Mb以下にすること
・あらかじめテンプレートを準備しておくこと

です。
段組みをしておけば、挿入後に1枚1枚写真の大きさを変える必要はありません。
「段の幅」に合せて、写真の大きさを自動調整してくれるのです。

ここでは、サンプルとして、次のようなテンプレートを添付しました。
写真がある状態なら、おそらく10分もあればプリントアウトできます。
写真は、800×600などの「4:3」のサイズ、縦横比を想定しています。
「短時間で完成」が目的のテンプレートです。
「配置」や「美しさ」を優先する場合は、さらに編集する必要があります。
写真を前面に押し出す場合は、印刷機の設定を研究しましょう。
また、使用する用紙も、「更紙」では効果は半減します。
写真データ40枚を3分で1枚の学級便りにする方法
写真1枚でインパクトがありセンスを感じさせる学年便りの簡単作成法
でも記事にしています。

21.写真入り学年通信・学級通信テンプレート(写真1枚用~8枚用)

1クラス(1枚)用
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2クラス(2枚)用
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3クラス(3枚)用
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4クラス(4枚)用
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5クラス(5枚)用(両面)
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6クラス(6枚)用(両面)
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7クラス(7枚)用(両面)
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8クラス(8枚)用(両面)
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