初めての教務主任~必要最低限5つのポイント(1/5)~

教務主任、コツ、初めて、時間割作成、中学校、方法

・教務主任の先生が転勤になり、自分が担当することになった。去年の資料もあるけれど、どうすれば、滞りなく1年間進めることができるのか。
・難しいことはいいから、とにかく他の教師から文句のでないように進めたい。
・近くにきちんと教えてくれる先生がいない。
・時間割作成で、たくさんの希望が出た。どうしよう?
・教務のことを分かっていない教師が教務主任になった。何かアドバイスしてあげたい。

と思われる先生のために記事にしました。
教務主任の仕事は膨大です。
数えればきりがありません。
「教務のベテラン」と「教務の初任者」ではできることが違って当然なのです。
問題になるのは、「仕事の完成度」よりも「仕事の進め方」です。
ポイントを押さえれば、少々完成度が低くても、文句は出ないのです。
教師6年目で初めて「教務主任を担当する先生」をイメージして記事を作成しました。
全5回で記事にする予定です。
中学校教師、ブログ、記事、人気
<コンテンツ>
(1)教務主任に決まった瞬間にすること
(2)時間割作成の配慮事項
(3)教務主任が準備する4月の職員会議資料(時間割作成資料)
(4)授業時数の管理について
(5)時間割作成の手順、その他の職務についての理解、注意点

(1)教務主任に決まった瞬間にすること

<1.教務主任の職務を理解する>

教務主任の役割は、
「教務主任は校長の監督を受け、教育計画の立案その他の教務に関する事項について連絡調整及び指導助言に当たる」(学校教育法施行規則などによる)
です。
初めての教務主任であれば、これらをすべて100%の完成度にすることは不可能でしょう。
重きをおく部分は、
・校長の監督を受けること。
・その他の教務に関する事項について連絡調整に当たること。
です。
「指導計画の立案について指導助言に当たる」ことは、かなりのベテランでも難しいことです。
これは、数年先にできればよいのです。

<2.管理職に求められていることを把握する>

まず、管理職から求められていることをしっかり把握しなければなりません。
「校長の監督を受ける」のですから当然のことです。
「組織から求められていること」と「自分がしたいこと」にズレがあれば仕事はうまくいきません。
おそらく求められているのは「時間割や行事計画を滞りなくすること」ではないでしょうか。
教務初任者であれば、「教育計画の立案」を主として深くかかわるようなことはあまりないでしょう。

<3.昨年度の資料を熟読する>

これはとても重要な手順です。
昨年度の流れを一年分頭に入れるのです。
「1年分」がポイントです。
「4月のことは、3月に」、「5月のことは4月に」という考えは、教務主任では通用しません。
熟読しながら、やるべきことをリストアップしていきます。
本来次年度の準備は、前年度の10月頃から始めるものなのです。

<4.やるべきことを細分化する>

次に、やらなければならないことを、
「課題を細分化する」
「課題を自分の判断できるサイズに小分けする」
のです。
これは、仕事術に関することですが、ビジネスシーンでよく用いられる言葉があります。
「選択と集中」という言葉も用います。
そうした上で、「自分のできること」を確実にやっていくのです。
できないことや困ったことは、管理職に相談するのです。

<1>~<4>をできるだけ早い段階で終了させます。
3月末で教務主任が学校に来なくなってしまっていたら、聞くことすらできなくなります。

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