中学校教師 70の「超基本的な仕事の仕方と考え方」

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1■会議の仕方

どうすれば速く会議が終わるのか。
どうすれば意思決定ができるのか。
どうすれば会議の回数を減らせるのか。
早く会議を終わらせたいのなら、
1.事前に資料を配布(少なくとも3日前)。
2.必要に応じて根回し。
3.会議の出席者は事前に資料を読んで、意見を考えておく。
4.会議では、書類を全部読まない。意思決定することが目的。
という暗黙のルールが守られていなければなりません。
次のことはNGです。
1.会議直前に資料を配布する。
2.会議が始まると、提案者はその資料をほぼそのまま読む。
3.その場で、教師全員がその問題について考える。
4.十分な議論がなされず、時間切れで終了する。
5.司会者が、「では、復唱させていただきます。○○については・・・」と復唱する。
これでは、会議の時間がなくなるのは当然です。
会議での提案者は、入念な準備が必要です。
会議で速く意思決定できるように、創意工夫をするのです。
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2■保護者への温かい心が基本

三者面談や生徒に何かあった時など、保護者が学校に来られる機会があります。
はじめの挨拶で、
「いつもご協力くださり、ありがとうございます」
「お忙しい中ご苦労様です。寒かったんじゃないですか」
と、言うのが礼儀です。
来てもらって当たり前、考えてはいけません。
忙しい中、来校されているのです。
そのような思いがあれば、自然と気遣いの言葉も出てくるはずです。
そんな気持ちを持ち続けることも、教師の仕事の1つです。
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3■服装はマスト

生徒に服装指導をしない中学校はありません。
然るべき服装をすべきでしょう。
「大人と生徒は違う」
「クラブ指導中だから」
「何かあったら走り回らなければならないから」
では、社会人としてどうかと思うのです。
・実技教科ではないのに、いつもジャージ(クラブ指導と同じ服装)を着る
・黄ばんだ白衣を着る
・外部の方が来られても、ジャージで対応する
・シャツをズボンから出して着る
・腰パンをする
・サンダルを履く
・ダメージの激しいジーンズをはく
・いつも同じ服装をしている
これらは、NGです。
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4■こんな教師にならない

「ほら見てみろ!俺の前やったら言うこと聞くやろ」
という姿勢ではいけません。
「自分の前だけ言うことを聞く生徒」を育てているのです。
生徒を「力」で押さえつけているのです。
そして決まって、
「俺は力で押さえつけることをしていない。生徒たちはみんな感謝している」
と言います。
陰で、「あの先生は怒ったらめんどくさいから、静かにしているだけ」
と言われていることに気づいていません。
そもそも、「俺の前やったら生徒は・・・」という発想自体がズレているのです。
そして、このように育てられた生徒は、優しい教師の前でストレスを発散していることを分かっていないのです。
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5■相談されたら

後輩に相談されてアドバイスするときがあります。
この時の先輩のアドバイスによって、余計に負担をかける場合があります。
相手の気持ちを確認せずに「かくあるべきだ」というスタイルでアドバイスする時です。
例えば、ある問題が起こり、「担任として生徒と話をしたい。その方法を知りたい」と思って、先輩教師に相談したとします。
その時に、「(あなたでは無理だから)よし、俺が話しておく」と良かれと思い、勝手に進めてしまうのです。
一時的に生徒の問題は解決するかもしれませんが、これでは担任は力をつけることができませんし、本質的な解決になりません。
心ある教師なら、
「先生は、どうしたいですか?」
と、必ず確認します。
「自分では解決したんです」
と言ったなら、
「何から話をしますか?」
と話を続けます。
「Aということから話をします」
「それはいい考えですね。もし、それで生徒が、○○と答えたらどうしますか?」
というように続いていくでしょう。
ポイントは相手の気持ちを最大限尊重して話を聞きながら、解決策を模索するのです。
そして最後に、
「思いっきり生徒と話をしてきてください。万一、問題がこじれても大丈夫です。学校全体でフォローするから」
と言うのです。
相談にのる時は、相手の気持ちをまず確認しましょう。
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6■本を読む

本をたくさん読んで、自分の世界を広げなければ、生徒に夢や希望なんて伝えることができません。
本の素晴らしさを伝えることもできません。
「この本とてもおもしろいよ」
ということすらできません。
教師であれば、1週間に最低でも1冊の本は読んでほしいものです。
教育関係のニュースもチェックしておきましょう。
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7■意見の言い方

職員会議でのことです。
自分が反対したい提案が出てくると、
「それは、どういうことや。それは例年のルールと違う」
と、大きな声で自分の意見を主張するタイプの教師です。
まわりの聞いている教師は、とても嫌な気持ちになります。
会議全体の雰囲気を重くします。
普段と変わりのない声の大きさで、
「私は、○○(代案)の方が良いと思いますが、いかがでしょうか」
と言えないのです。
自分の主張したいことは、大声で主張せず、知的に論理的に主張しなければなりません。
知的に論理的に主張するには、そのような勉強をして、訓練をするしかありません。
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8■塾に対する考え方

夜遅くまで塾で頑張っている生徒がいます。
心ある教師なら、「遅くまで頑張っているね。」と言えます。
ところが、塾に行くことについて否定的な教師がいます。
少しでも生徒が授業中に眠そうにしていると、
「塾で遅くまで勉強しているから、肝心の学校で眠たくなるんやで」
鬼の首をとったように言います。
生徒にだっていろいろ事情があるのです。
将来の夢のために歯を食いしばってやっているかもしれないのです。
眠くならないような授業の工夫を考えるのです。
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9■生徒からの質問には答える

テスト前にもなると、生徒は質問によくきます。
1日に数十人単位でみることだってあります。
緊急の生徒指導対応などを除き、質問に答えることは、教師にとって最も優先されるべき仕事です。
だから、「今テストを作ってて忙しいから。ごめんな」はNGです。
内気な生徒だっているのです。
「質問あるので教えてください」
と、勇気を振り絞って来ているかもしれないのです。
それを「忙しいから」と言われたら、もう二度と質問をしなくなるでしょう。
生徒の可能性を奪っているのです。
教室や廊下を歩きまわり、生徒が質問しやすい雰囲気をつくるくらいでないといけません。
そして、質問されたら、
「めっちゃ頑張ってるね。よし、任せて。見せてごらん」
と言えなけれなならないのです。
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10■職員室の机の上は、綺麗にする

机の上がぐちゃぐちゃな教師がいます。
生徒に整理整頓の指導をする立場の人間がこれでは困ります。
・教材
・書類
・文房具
・コップ
いろんなものが置かれています。
積み上がりすぎて、「なだれ」を起こす時があります。
また、机の前の床の上に段ボールを置く教師もいます。
職員室には、
・旅行会社の方
・教材会社の方
・保護者
・生徒
など、いろいろな人が入ってくる可能性があります。
このような状態では、個人情報も管理できません。
効率よく仕事もできません。
机の上においてよいものは、
・パソコン(退出時は、カギのかかるロッカーにしまいます)
・トレー(必要に応じて)
・+α
です。

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11■生徒や保護者の悪口を言わない

生徒や保護者の悪口を言う教師がいます。
保護者や生徒とうまくやっていくことができません。
心の底から保護者や生徒と思いを共有することはできません。
何か生徒が問題行動を起こしたとき、
「あんなにすぐキレるのは、保護者の教育が悪いからだ」
「あの保護者、あれだけ生徒の面倒みてあげているのに、文句を言ってきた」
これでは、何の問題解決にもなりません。
生徒が問題行動を起こしたのなら、
「何とか助けてあげたい」
と心の底から思う気持ちがなければ、根本的な解決はできないのです。
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12■著作権は守る

著作権法では、著作権者の了解なしに使用できる条件として、
・著作権者の利益を不当に害しないこと
・出所の明示をすること
をあげています。
ですので、
・販売用のドリル教材を複製する
・販売用の資料集の一部をコピーして、自作の授業プリントに掲載する
・「出所の明示」をせずに、新聞記事を授業で引用する
・新聞記事を掲載した学年便りをそのまま、インターネット配信する
は、NGです。
著作権について勉強しておきましょう。
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13■大声で怒鳴って指導しない

出会いはとても大切です。
特に入学式や1学期の始業式の日は、失敗してはならない重要な日です。
その出会いの時に、少しでもよからぬ行動があると、「怒鳴って、ビビらせる」教師がいます。
半端な怒鳴り方ではありません。
大声ですごい剣幕で怒鳴ります。
聞くに堪えない汚い言葉も使います。
ほんの少し隣の生徒と話しただけでも怒鳴ります。
生徒にとっては、恐怖でしかありません。
頭が真っ白になる生徒も出てきます。
生徒は当然静まり返ります。
生徒が納得しているかいないかはなんて関係ありません。
怖いから言うことを聞いたのです。
勘の鋭い生徒は、
「こうやって、ビビらせて言うことを聞かすんや」
と思います。
「考える力のない集団」に育っていきます。
そして、これを繰り返すと、怒鳴らないと言うことを聞かない生徒がでてきます。
そのうち、怒鳴り声もどんどん大きくなっていきます。
優しい知的な女性の教師は、「怒鳴る」ことはしません。
だから、このように指導された生徒は、優しい教師の言うことを聞かなくなります。
そうしているうちに、一番怖い教師の言うことしか聞かなくなります。
こうなったら、学年はおしまいです。
怒鳴った教師は、こうなった原因を分かっていません。
怖がらせて言うことをきかすのは最低の教育です。
「最初は肝心」なのは、間違いありません。
しかし、その肝心の最初を間違えているのです。
「最初に怒鳴る」などと書いてある書籍なんて、私は見たことがありません。
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14■言い訳を絶対にしない。素直に謝る。

ある保護者が三者面談後、クレームを言いに来ました。
内容は、
「三者面談で○○先生が2、3分遅刻して来たんですよ。謝罪の言葉があるかなと思っていたら、『急な生徒指導があったんで』というだけで面談がスタートしたんです。唖然としました。『遅れました。申し訳ございませんでした』って一言言ってくれるだけでよかったのに」
ということでした。
保護者からすれば、言い訳なんてどうだっていいのです。
1分の遅刻も10分の遅刻も保護者にとっては関係のないことなのです。
遅刻したのなら、まず謝罪しなければならないのです。
「すみませんでした」と頭を下げればよいのです。
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15■教室はきちんと管理する

教師は数年に一度、異動があります。
新しく来られる教師が使いやすいよう、ロッカー、担当教室を大掃除していかなければなりません。
理科室を例にします。
・薬品は所定の場所
・流し、机の掃除・整頓
・私物の処理
などをします。
しかし、次のような状態になっている教師もいます。
・3学期にやった実験をそのまま机に残している
・試験管やビーカーが洗われず、流しに残っている
・冷蔵庫に賞味期限が切れた食品がたくさん入っている
・同じ薬品がいろんなところに散在している
生徒が準備室に入った瞬間、「うわっ、汚いっ」と言うくらいです。
これは、理科に限ったことではありません。
行事で使用した道具類が整理されず、そのまま空き教室に置いてある場合もあります。
使うものと使わないものを判断して捨てることができないのです。
本にもありますが、
「捨てる技術」
が必要です。
誰もが使いやすい状態にいつもしておかなければなりません。
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16■「勉強ができたら、何をしてもいいのか」と言ってはいけない

何か問題が起きると、「勉強ができたら、何をしてもいいのか」と言ってはいけません。
例えば、勉強のできるA君が、B君のノートを隠したことを指導する時に、
「何でそんなことをしたんだ。人の気持ちも考えられないのか。B君はどんな気持ちだったんだ。人の気持ちも考えられないようなら、勉強ができても意味がない」
これは教師の暴言です。
A君の指導の時に、勉強ができるかできないかは無関係なのです。
A君の長所までが否定されているのです。
これがきっかけで、A君が勉強しなくなったらどのように責任をとるのでしょうか。
指導に関係のないことを引き合いに出してはいけないのです。
好ましくない行為に限定して指導しなければならないのです。
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17■「顧問している部活の生徒の評価をよくする」と噂されてはいけない

「野球部顧問の体育教師が、野球部主将の評価をよくしている」と以前問題になったことがありました。
生徒は、「野球部に入部していないから、一番いい評価はとれない」
あきらめた表情で言うのです。
実際は公平に評価をつけているかもしれません。
しかし不公平にしか見えないのです。
「野球部主将よりすべて得点が上だったのに・・・。でも、評価が負けていた」
生徒たちはよく見ています。
誤解のないよう、評価方法について、説明しておかなければならないのです。
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18■勉強法を生徒に伝え、「習慣になるまで」指導する

教師である以上、勉強法の基本について教え、生徒に勉強の習慣をつけねばなりません。
例えば、
・予習、復習の仕方
・計画の立て方
・授業の聞き方
・ノートの取り方
・テスト勉強の方法
・睡眠の取り方
・理解や暗記のコツ
・参考書の選び方
・クラブや習い事と両立させるコツ
などの専門家でなければならないのです。
自分の専門とする教科だけでは駄目なのです。
自分の教科のことしか指導しないから、生徒は塾に頼るのです。
書店に行けば、「勉強法」に関する本がたくさん出版されています。
塾関係の知り合いがいれば、ノウハウを教えてもらうことだってできます。
教師が勉強法を勉強しなければならないのです。
本ブログでもテストや勉強法についてのカテゴリーを作成しています。
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19■テスト問題やワークシートは「ミス0」にする

間違う場所は決まっています。
———————-
<誤植について>
例えば、
・記号のミス「(1)の次の問題が(3)」、「アの次もア」など。
・解答欄や名前欄がない。
・タイプミス「眠かかった」。
・図から選びなさいという問題で「図」がない。
・図や写真が汚すぎて見にくい。
・テスト範囲外からの出題。
・正解がない。
<問題、解答の内容について>
・解答欄がせまい。
・半角、全角が混合している。
・同じことを何回も聞いている。
・問題量があまりに少ない(50分テストなのに、20分でほぼ全員が終了している)または、その逆で、問題量があまりに多い(最後まで問題を解いていない生徒が1割以上いる)
・難易度があまりに難しい。平均点38点。
・実力テストにもかかわらず、入試問題とかけ離れた問題構成になっている
など。
これらを防ぐためには、必ず、このメモを使って、問題ができたら自己チェックすること。
さらに、自己チェックを行った後は、少なくとも2人の先生にはチェックしてもらうこと。
その2人のうちの1人には、校長先生または教頭先生が入っていることが望ましい。
また、テスト問題作成は、直前にはしない。
1週間前には完成して、チェックしてもらう先生にお願いすること
———————-
「もし、間違っていたら、その場で訂正すればよい」では決して済まされません。
生徒は、間違った問題に時間をかけてしまうかもしれないのです。
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20■責任転嫁しない

・文化祭での学年の演目がうまくいかなかった
・クラスで問題が起こった
こんな時に、責任を他の教師に押し付ける教師がいます。
例えば、
・「あの演目の歌の時に、○○先生がきちんと指導していなかったからうまくいかなかった」
・「クラスで問題が起こるのは、担任が悪いせいだ」
・「集中してできないのは、保護者のしつけができていないからだ」
こういう発言をしている教師自信に問題があるのです。
「○○のせい」とその場で発言するくらいなら、事前に対策を立てれいいだけのことです。
あるいは、次に同じことを繰り返さないようにすればいいだけのことです。
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21■プライベートはマスト

学校を退出したらすべきことは、プライベートを満喫することです。
プライベートとは言っても、遊ぶことだけではありません。
例えば、
・喫茶店で自分を振り返る時間を30分もつ
・書店へ行き、流行りの本を見る
・所属校以外の人と積極的に会う
などです。
学校に関係のない経験をたくさんして、視野の広い教師になりましょう。
自分の時間をもつことも、、仕事のうちです。
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22■希望者がいない校務分掌もたまにはする

4月当初の学年会議や職員会議があります。
希望者がいない校務分掌から外れるために、自分ができる仕事に先に名前を入れておくのです。
結局、新しく来た教師、正直な教師、誠実な教師、遠慮がちな教師にその仕事がまわることになります。
これは、引き受け手のない部活動の顧問の問題にも当てはまります。
卑怯なまねはしてはいけません。
希望者がいない仕事も進んでやっていきましょう。
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23■次年度の担当者へきちんと引き継ぐ

年度末には、引き継ぎの方法を覚えましょう。
昨年度の資料の年度を変えるだけではいけません。
特に、外部の方が関係する場合です。
例えば、職業体験です。
体験先の方から
「次の年は、女子だけしか受け入れることができません」
と言われていたら、「次年度、女子のみ可」と付箋をしたり、目立つペンで記入するのです。
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24■校長先生、教頭先生の悪口を言わない

「あの校長何も分かっていない」と、職員室で口にする教師がいます。
自分にどれほどの力があるというのでしょうか。
そんなことを言えるくらいの力があれば、自分が校長や教頭になって、学校を動かせばいいのです。
あるいは校長や教頭と直接話をすればいいのです。
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25■笑顔が多い先生を目指す

いつも自分が笑顔でいれば、クラスも笑顔になります。
これと逆ではいけません。
例えば、朝から機嫌の悪い顔をしてくる教師です。
生徒にも「先生、今日機嫌悪い?」
と聞かれます。
周りの教師も生徒も、この教師に無駄な気を使わなければなりません。
「教師だって、人間だ。機嫌の悪い時もある」
これは、まったく通用しません。
生徒が機嫌の悪い日に、
「今日は、機嫌が悪いからルールを守らない」
となっていいのでしょうか。
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26■テスト問題は回収しない

「塾にコピーされるから」と言って、問題を回収する教師がいます。
「塾にコピーされれば、問題がばれる。その結果、傾向が分かってしまい、塾に行っている生徒が有利になる」
という考えです。
これは、間違っています。
逆なのです。
塾では、ご存知の通り、どのような問題が出題されたかを分析します。
その結果、大手の塾に言っている生徒に、より多くの情報が集まることになります。
塾に行っていない生徒は、情報を入手することができません。
その問題を見て、家でやり直しもできません。
生徒の勉強する機会も奪っているのです。
「回収せずに渡してしまったら、その過去問を入手した塾に言っている生徒が有利では」と思うかもしれません。
それも違います。
確かに塾へ問題が渡ります。
その結果、次年度以降、その塾の生徒は問題を入手することができます。
こうならないように、生徒全員にこちらから過去問題を配布する
のです。

生徒が勉強する時間も増えるのです。
塾に行っていない生徒も不安に感じることが減少するのです。
だから、問題は回収しないのが原則です。
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27■学級や学年の情報を保護者へマメに伝える

生徒が中学校でどんなことをしているかを、保護者が知る手段は限られています。
1.生徒本人から聞く
2.保護者間で情報交換する
3.各学校からの通信を見る
4.先生からの電話連絡
などです。
しかし、生徒本人から学校のようすを聞くのは、中学生であれば難しいかもしれません。
また、仕事などで、他の保護者と密に連携をとれるとは限りません。
ですので、こちらから3.や4.のように情報を積極的に発信しなければなりません。
例えば、学年通信や学級通信です。
まめに学年や学級の通信を発行して、保護者と意思疎通をはからなければなりません。
ブログ活用も考えられます。
普段から情報を伝えて連携をとっていれば、何か問題があったときでも、
「いつもご苦労様です。今回も大変ですね」
と協力的になってくれるのです。
悪い報告しかできない教師は、連絡が足りていないのです。
「家に配布物をもって帰らないから一緒」という教師がいます。
それは、問題のすりかえにすぎません。
別の問題です。
「配布物を保護者にわたす」ことを指導するいい機会なのです。
保護者と話すいい機会ともなるのです。
中学3年生ともなれば、進路関係のことで、書類のやり取りをしなければならないのです。
その時に「情報が伝わっていない」では許されないのです。
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28■何時に出勤するのがよいか

朝来るのがギリギリな教師がいます。
保育や介護など、特別な事情がある場合はもちろん別です。
何もないのに、ギリギリに来るのです。
始業時刻が8時30分なら8時29分に来る教師がいます。
「権利だ」と主張する教師もいます。
しかし、世間がこれで納得するでしょうか。
生徒の登校時間はほとんどの中学校で8時30分です。
早い生徒は8時には学校に来ています。
学校に生徒がいる以上、教師も学校にいる必要があります。
誰かが生徒の面倒を見ているのです。
電話の対応だってしているのです。
換気のために、学校中の窓を開ける教師もいるのです。
自分だけはやらなくてよいのでしょうか。
人任せにしていてはいけません。
1年中ずっとこうしろとはいいませんが、こういう時も必要です。
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29■個人情報の意識を高める

個人情報の扱いについて、意識の低い教師がいます。
・答案を家に持ち帰る。
・住所など個人情報の入った書類を持ち歩く。
・誰かが特定できる写真を学校HPにアップする。
・個人情報の入った記憶媒体を持ち歩く。
校長の許可を得ればいい場合もありますが、好ましいこととは決して言えません。
万が一紛失した時の危険性を理解していないのです。
生徒の安全を確保できなくなるのです。
個人情報は持ち歩いてはいけません。
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30■進路面談は、周到に準備する

進路面談は、生徒の夢や未来への希望を大きくする場です。
進路面談で、保護者を怒らせ、生徒のヤル気を奪う教師がいます。
進路については、学級担任一人で決めるものではないので、学校全体の会議で決めることになります。
「○○さんは、私立A高校を希望しているが、実力テストの結果からかなり難しいので、B高校を勧めよう」と会議で決定したとします。
これ面談で保護者や生徒にうまく伝えられないのです。
初めて進路面談をする経験年数の少ない担任がそうなります。
面談の基本を分かっていないのです。
例えば、「B高校にする方が良い」ことを伝える時に、
「B高校にしなければ落ちる」というニュアンスで話をしてしまうのです。
その結果、生徒は、
「今からもっと集中して勉強すれば成績は伸びる」
という反感の気持ちをもって面談が進んでいくのです。
この教師は、気づかない間に「生徒をB高校に説得すること」をノルマのように感じているのです。
かなりのプレッシャーになっているのです。
ですから、うまくB高校に受験校を変更できなければ、次回の会議で
「B高校に変更させることができませんでした」
という言い方になってしまうのです。
学校の方針に従って、生徒が自信をなくさないよう、話ができなければなりません。
もし、不安があるのなら、校長先生や進路担当の先生に、模擬面接をしてもらうのも1つの方法でしょう。
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31■地域の塾の情報について知る

教師は教育のプロです。
プロであるためには、さまざまな情報を知らなければなりません。
地域の塾の情報もそうです。
1学期の最初の三者面談で、他地区から転居してきた保護者から、
「この地域はどんな塾に行っている生徒が多いですか」
と聞かれることがあります。
「公務員は、中立の立場があるから、具体的な塾名を答えられないんですよ」
では、保護者はがっかりします。
「進学塾だと○○や△△、補習塾は□□、個別指導は☆☆や◇◇に行っている生徒が多いですね」
と事実を伝えればいいのです。
「うちの生徒はどんな塾が向いているでしょうか」
と保護者に聞かれたら、
「○○さんは△△なタイプだから、進学塾ですかね。クラブを中心にやりたいのなら、・・・」
「◇◇さんは友達と一緒に勉強していく方がいいから・・・」
「□□さんは真面目にコツコツ勉強していくタイプだから・・・」
と話を続けるのです。
塾音痴になってはいけません。
生徒との雑談や新聞の広告で、塾の情報も入手しましょう。
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32■望ましい声の大きさを知る

授業での声の大きさ、クラブでの声の大きさ、普段の会話での声の大きさが同じ教師がいます。
声が大きいことを分かってもらうために、わざと小さい声でしゃべっても、
「悪い事を話しているわけではないのだから、もっと声大きくして」
と言うのです。
こちらが恥ずかしくなります。
常に声の大きさを意識しましょう。
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33■新任教師は能力が高い

「今の教師は能力が低い」と言う教師がいます。
本当にそうでしょうか。
自分の1年目と比べて、そう言えるほど、圧倒的な差があるのでしょうか。
そのようには思えません。
自分が10年目であれば、10年分の差があって当然なのです。
逆にそのように言う教師には、
「あなたは、新任の先生と10年分の差はあるのですか」
と聞きたくなります。
このような世代論は意味がありません。
ちなみに新任教師は、7年以上の経験がある教師であれば、自分の教え子の世代になります。
教え子の教師の気持ちがわからないのに、生徒の気持ちが分かるわけがありません。
経験年数が長いのなら、新任教師のできるところを見つけて、褒めてあげましょう。
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34■会議の意見は1分以内に終わる

会議で長い意見を言ってはいけません。
「長い話ができる」=「話がうまい」とはならないのです。
話がうまい教師は、話が短いです。
多くの出席者がいる職員会議では特に注意しなければなりません。
発言時間は、1分を超えてはならないでしょう。
これは、一回の発言時間ではありません。
発言時間の合計が1分以内です。
もちろん、骨太の提案をする時は3分程度なら話してもよいでしょう。
ある職員会議で13分しゃべり続ける教師がいました。
話が終わった後、どや顔をしていました。
何が言いたかったのかよく分かりませんでした。
貴重な時間を割いて行う会議です。
意見は、具体的な提案や方法も言わなければなりません。
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35■公私を混同させない

・職員室で携帯電話を充電している
・学校の文房具や電池などの消耗品を家に持って帰る
・職員室やPC教室のパソコンを使って、ネットショッピングなどのサイトを見る
・私物をダンボールに入れて、更衣室におく
・洗濯機やクーラーを自分の教科の準備室に勝手に設置する
・学校のプリンタやコピー機を私用で使う
これらは、NGです。
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36■昔話をしない

「昔こんなやんちゃがおってな・・」
と、武勇伝を自慢する教師がいます。
そして、同じ話を繰り返します。
「今の生徒たちは、そんな昔の生徒に比べたら、かわいいもんや」
と最後に締めくくります。
「昔の方が大変で、今は楽」ということは決してないのです。
それぞれの時代の課題があるのです。
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37■小学校の教師、高校の教師の批判をしない

「小学校で習っているはずの分数の計算ができない生徒が多い。小学校の先生は何をやっていたのか」
「とてもやる気のある生徒を高校へ進学させたのに、もう退学させた。もっとしっかり生徒を見てほしい」
と、異校種の教師の悪口を言ってはいけません。
周りに言うことで問題は解決しないのはもちろん、それを聞いた生徒や保護者が
「小学校・高校の先生は悪い」
と考えるようになるかもしれません。
小学校や高校の先生に課題があると思うのなら、
小中の連絡会議、中高の連絡会議で、問題提起をすればよいのです。
「○○が課題なので、△△な方法をとれば、生徒が成長します」
と言えばよいのです。
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38■熱意を勤務時間の長さで示さない

毎日遅くまで残る教師がいます。
教師にはたくさん仕事があります。
だから遅くまで残るのも仕方のない部分があります。
しかし中には、早く帰ろうとする意識がない教師もいます。
「仕事が終わっているのに、周りの教師が帰っていなかったら、自分も帰らない」
タイプの教師です。
早く帰って休息をとり、万全の体調で生徒を迎えることも大事な仕事の一つなのです。
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39■「忙しい」とは言わない

いつも「忙しい」と言ってはいけません。
忙しいと言わない教師は、細かい工夫を重ねてます。
・朝早く来て仕事をしている
・同じ仕事をまとめてする(例えば夏休み中に2学期の教材をほとんど作成しておく)
・仕事の内容により、力の入れ方を変える
・やらなくてよいことはしていない(仕事を増やさない)
・いつ何をするか、計画を立てている。
・気分がのらないときは、仕事を引き上げる。
このような工夫をしているのです。
多くの仕事をしながら、かつ、余裕で仕事をしています。
部活動にもしっかり顔を出しています。
書店へ行けば、仕事法に関する本がたくさん出版されています。
忙しいと言う前に、もっと工夫してみましょう。
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40■まわりの教師と合わせることも必要

周りの教師と合わさなければならない部分と合わせなくてもよい部分がありまあす。
例えば、夏休みの宿題です。
「国社数理英は提出日を同じにして全員でチェックしよう」
「夏休みの宿題テストを○月○日に1日使って実施しよう」
と学年全体で進める場合があります。
こうすれば、一人一人の生徒が夏休みにどれだけ頑張ったか一目瞭然で判断できる材料になります。
宿題をやっていない教科があれば、教科関係なく、放課後まとめて残してやらせることができます。
「私は、教科のことは教科でしたいから」では、教師全体の総合力があがりません。
学年全体で合わせられることはあわせましょう。
どうしても納得できないのなら、代案を言うのです。
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41■生徒を褒める

非行や犯罪を犯す生徒は、
「先生に褒められたことがない」
と言う生徒が多いと聞きます。
達成感や成就感、自己存在感を味わった経験がないのです。
生徒は、褒め言葉をシャワーのように浴びせなければいけません。
一日に生徒は多くの場合、6時間の授業を受けます。
例えば、担当の教師が、1回の授業で15人の生徒を褒めあげると、クラス40人の生徒が一人1日で2回教師から褒められることになります。
大事なことは、教師総体で、何回褒められたかということです。
力のある教師がいても、その教師が行かないクラスがあれば、生徒は褒められないのです。
褒められた生徒は、明るくなります。
自分に自信をもちます。
いいことしかないのです。
そしてもっと褒める回数を増やすために、生徒の活動を増やしましょう。
生徒を褒めるために活動させていると言ってもいいぐらいです。
生徒を褒めて褒めて褒めまくりましょう。
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42■テストの勉強ポイントを生徒が分かるように伝える

生徒は勉強して良い点を取りたいと思っています。
ある教科でテスト範囲が長くなった教科がありました。
問題集31ページ分、教科書55ページ分、白プリント5枚分という長さでした。
生徒が、範囲が広いので、
「何を中心に勉強したらよいですか」
と聞くと、
「授業を聞いていれば分かる」
「点数とりたかったら、全部やればいい」
と言うのです。
それ以上は何も言ってくれません。
これでは、生徒は勉強しようがありません。
普段のテスト範囲だけで限界の学力の低い生徒は特にそうです。
学力の低い生徒が一番被害を受けるのです。
学力の低い生徒でも、どこを勉強したらよいかはっきり分かるように授業で説明する義務があるのです。
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43■授業を聞いたら、テストで点が取れるようにする

「授業をめっちゃ真面目に受けて勉強もしたのに、テストの点数が悪かった」
これほど、生徒のやる気を奪うことはありません。
特に中1、中2段階ではそうです。
「授業を一生懸命聞いたら勉強する所や勉強のやり方が分かって、いい点数が取れた」
これが、自然な流れです。
「点数上がったら、ますます国語が面白くなってきた」
となる生徒も出てくるのです。
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44■テスト内容は、丁寧すぎるくらいに説明する

「提出物は12月5日17時締切りです。テスト範囲表はP50~P72までですが、P63~P69はやらなくてもいいです。」
とテスト直前に口頭で指示した教師がいました。
この教師は、3年生5クラスを担当していました。
しかし、「P63~P69をやらなくてもいい」は、追加の指示でした。
本来なら、このようなテスト範囲の変更は、授業での欠席者のことも考え、別にプリントを配布しなければなりません。
しかし、この教師は口頭で済ませました。
やはり問題が起きました。
提出物の締め切り直前、その教師の所に、真面目な生徒8人がまとまって訴えにきました。
「先生、P63~P69をやらなくてもよかったのですか?」
先生:「そうですよ。授業中言ったでしょ」
生徒:「そんなん聞いてない~」
先生:「言いました。でも、いいでしょう。勉強たくさんできたのだから」
以下、話は平行線をたどったままでした。
これは大問題です。
最終的には、保護者が学校に来る事態になりました。
テストに関することは、慎重に慎重を重ねなければなりません。
たとえその教師が、訴えに来た生徒のクラスで言っていたとしても、8人が「言っていない」と訴えに来たのなら、言っていないのと同じなのです。
そもそもテスト直前にテスト範囲の変更などあってはならないのです。
生徒は貴重な勉強時間を奪われたのです。
すぐに臨時の学年会議を開いて、どのように対応するかを考えなければならないほどの問題なのです。
教師の信頼が崩れます。
何よりも、生徒のやる気をなくしてしまうのです。
また、生徒ができるだけ勉強を進めやすいように、2~3週間前には、テスト範囲を確定すべきなのです。
テスト内容の指示は、どこまでも丁寧に、明確に、公平に、分かりやすくを意識しましょう。
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45■職員会議で違うことをしない

職員会議は、法令(学校教育法施行規則)でも位置づけられている会議です。
その会議で、議題に関係のないことをする教師、態度の悪い教師がいます。
例えば、
・採点する
・携帯をいじる
・クラブ指導で頻繁に出入りする
・隣の教師としゃべる
・寝る
・足を組んだり、首を横に振ってみたり、あからさまに「反対」を表明するような態度をする
などです。
生徒が寝たりしゃべったりしたら、教師は指導する立場の人間です。
勤務時間中くらいは、生徒に指導していることを自分が守れなければなりません。
生徒を幻滅させてはいけません。
生徒に見せても恥ずかしくない行動をしなければなりません。
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46■時間厳守はマスト

教師には研修がたくさんあります。
時間厳守はマストです。
それがマナーであり、礼儀です。
しかし、その研修に毎回毎回遅刻する教師がいます。
緊急を要する生徒指導の場合は、それを優先してもいいでしょう。
後回しにすると問題が大きくなる場合も同じです。
しかし、遅刻する教師の中にはそうでない教師がいるのです。
後回しにできる仕事をして、遅刻しているのです。
時間に対する意識が低いのです。
時間厳守は、信頼を保っていく上で重要なことです。
最低限のマナーです。
遅刻してはいけません。
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47■名刺交換をできるようにする

教師は外部の方と仕事をする機会がとても少ないです。
・職業体験で体験先を訪問する時
・行事で講師を招聘する時
・進学関係で高校を訪問する時
くらいです。
この時に、名刺交換をするときがあります。
その名刺交換の方法を知らないのです。
名刺入れすら持っていないのです。
ポケットや財布に名刺を入れているのです。
名刺交換をできないことは、恥ずかしいことだと思わなければなりません。
インターネットで、「名刺交換 動画」と検索すれば、やり方が分かります。
教師も社会人です。
名刺交換はできるようになっておきましょう。
名刺交換から学校への評価が始まっているのです。
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48■電話の取り方を学ぶ

電話をかけて、「1コール」で応答されると、「きちんとした会社だ」と思います。
3回も4回もコールした後に応答されると、「ヤル気あるの?」と思ってしまいます。
会社にクレームの電話がかかってきた時も、「早く受話器を取る」だけで、相手のテンションが下がると言われています。
「お待ちください」と言ってから、担当者が来るまで時間がかかりすぎる場合があります。
そういう時は、一度電話をとって「お待たせして申し訳ございません。あと少しでくると思うのですが、いったんお切りして、かけ直させていただいてよろしいでしょうか」というのがマナーです。
電話は学校の窓口です。
初期対応で方向が決まる場合もあるのです。
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49■短く話す

自分の思うことを、時間に関係なく話す教師がいます。
後輩教師は、先輩教師の話を中断できないのです。
これは、忘年会や親睦会で、長い話をする教師も同じです。
自分は話がうまいから、長い話をしてもよいと思っているのです。
自分の話の下手さは、話の長さに比例していることに気づいていないのです。
聞かされている教師は黙って聞くしかないのです。
心ある教師が「話長いな~」と笑いながら注意しても、「自分は口から生まれてきた」と言うのです。
注意されていることにすら気づかないのです。
他の教師と交流する時間や食事の時間がどんどん奪われているのです。
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50■モンスター教師に翻弄されない

残念ながら、他の教師をおとしめようとする教師がいます。
自分の気に入らない教師に対して、次のようなことをします。
・陰口を言う
・生徒に、「その先生の授業のときは、しゃべってもいい」と言う
・無視する
・意見を反対する
・とにかく邪魔する
モンスター教師です。
教師失格です。
見たりされたり聞いたりした場合は、校長先生に報告しましょう。
それでも状況が変わらないのなら、各市町村が管轄している対応窓口に相談しましょう。
このような教師をそのままにしておいてはいけません。
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51■指導内容を教科書や学習指導要領の内容に準拠させる

教師が教えるべき内容は、文部科学省の学習指導要領に記載されています。
公立中学校にもかかわらず、それを逸脱して指導する教師がいます。
例えば理科の周期表です。
覚えておくべき原子の記号は多くても十数個です。
それを、「高校でも使うから」と、周期表をすべて暗記させるのです。
すべて暗記しなければならいのは、理科系大学を目指す高校生です。
そしてそれをテストにも出題するのです。
国立や私立の中高一貫校なら話は分かります。
こんなことをするから、理科嫌いが増えるのです。
自分の指導内容について、吟味を重ねていかなければなりません。
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52■パワハラ、セクハラを許さない

飲んでいる最中に、大勢の前で
「恋人いるの」
「結婚しているの」
「何歳なんですか」
と言う教師がいます。
言われている相手が笑っているからと言ってどんどんエスカレートする場合があります。
お酒の席ですから、言われている教師も、愛想笑いをしてごまかすしかないのです。
デリカシーがある、ないの問題ではありません。
犯罪なのです。
パワハラ、セクハラ教師を見たらしかるべき行動をとらなければなりません。
しかるべき行動をするためには、それらの勉強をしておかなければありません。
各都道府県で、パワハラ、セクハラについてのガイドラインがあるはずです。
初期対応が大事です。
必ず逃さず行動しましょう。

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53■飲み会に翻弄されない

飲み会でお酌されないと機嫌の悪くなる教師がいます。
さらにたちが悪いのは、若い女性の教師を隣に座らせてお酌をさせる場合です。
見ていて腹が立ってきます。
お酌をしなければならない教師は、別の教師と話す機会を奪われているのです。
楽しむ時間を奪われているのです。
そんなにお酌をされたいのなら、そういう店に行けばいいのです。
もちろん、「日頃のお礼としてその教師のお酌をしたい」場合は存分にすればいいのです。
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54■社会人のマナーはマスト

教師は社会人です。
社会人のマナーを身につけなければなりません。
言葉遣い、電話かけ方・受け方、メールのマナー、出張時のマナー、慶弔時のマナー、時間感覚、食事時のマナー・・・
教師以外の外部の方と、自信をもって接することができるでしょうか。
これもしっかり勉強して、最低限のマナーを身につけてください。
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55■入試問題を研究する

ほとんどの生徒は、高校を受験します。
教育のプロとして、高校受験の指導もしなければなりません。
ところが、過去問をやらせるだけの教師がいます。
授業中に演習させて、説明して終了するのです。
これではいけません。
少なくとも所属している都道府県の入試問題を分析しなければならないのです。
・時間は十分にあるのか
・何問出題されるのか
・配点は
・どの領域が中心か
・難易度は
これらを生徒に伝えなければなりません。
傾向や対策を自分では分析できないのなら、市販されている問題集を購入すればよいのです。
冒頭に、問題が分析されています。
それを読んで、生徒に自分の言葉で伝えればよいのです。
学校で購入している問題集のどこを中心にすればよいかも言えなければなりません。
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56■教師がしゃべりっぱなしの授業はしない

時代とともに良いと言われる授業像は変わります。
最近では、コミュニケーション能力を授業でどう育てるかが課題となっています。
国語だけではなく、すべての教科においてです。
こんなことは関係なく授業をしている教師がいます。
例えば、生徒に50分間ずっと静かにさせて板書をさせる教師です。
ずっと教師がしゃべっているのです。
生徒は我慢して聞いているしかありません。
こういう教師は、「じっとしながら、聞く力をつけることも大事だ」
と言います。
それはそうです。
そういう授業をするときもあります。
しかし、授業でずっとそれを続けてはいけません。
教科の目標に、そんなことは書いていないのです。
現在の課題に応じた授業をしなければなりません。
その教師に、生徒が活動している時間とそれ以外の時間を具体的に示してあげることも必要です。
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57■学級通信は、教頭先生、校長先生に見てもらう

校長先生や教頭先生は、直属の上司にあたります。
上司に、配布物の内容について知らせなければなりません。
いざ、問題が起こったとき、責任をとれるのは校長先生なのです。
以前、学級通信に「○○君、○○高校合格、おめでとう」と掲載した新任教師がいました。
後に別の保護者からの訴えで、判明しました。
この新任教師の感覚を直さなければならないのはもちろんのことです。
校長先生への報告義務があるという意識ももたなければならないのです。
配布する前に校長先生に配布しておけば、問題は起こらずに済んだのです。
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58■否定するだけの人間にはならない

意見をつぶす教師がいます。
何を言っても、
「それは、前例がないからだめ」
「それは、反対する保護者がいるからだめ」
「それは、生徒のためになっていないからだめ」
と、意見をつぶすのです。
意見を言うなら代案とセットでなければなりません。
「よし、前代未聞のことをやってあっと言わせよう」
「よし、学年便りや校長、PTAの協力を得て、保護者を説得しよう」
「よし、これに○○を加えたら、生徒のためになる」
「それなら、○○の方法があるよ」
と言えないのです。
意見をつぶす教師が一人でもいると、学校は錆びつきます。
意見を言うなら、代案とセットで言いましょう。
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59■自分を卑下しない

「ゆとり世代だから馬鹿」
「自分には力がないから主担当はできない」
自分を卑下してはいけません。
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60■飲み会は難しい

本人が断っているのに、飲み会に強引に誘う教師がいます。
「飲み会に誘われたら、断ったらいけない」と言う立場です。
飲ミュニケーション信仰教師です。
「飲むこと」=「楽しいこと」となっているのです。

飲み会を誘った教師は、
「ためになるいい話をした」
と思っています。
これは違うなと思います。
飲み会は、飲み会をしたい教師が参加すればよいのです。
参加したくない教師まで参加させてはいけません。
特に後輩を誘う場合、気をつけなければなりません。
飲み会への参加は本人の意思なのです。
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61■ECOを意識する

ECOの達人教師がいます。
・電気の使い方
・紙の節約方法
・コピー機、印刷機、プリンターの効率的な使い方
ECOの発想は、教師誰もがもっておくべき発想です。
生徒へ伝えて行く立場にあるのです。
これを忘れてはいけません。
教師はECOリーダーにならなくてはいけません。
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62■ネットによる犯罪を知る

ネットによるいじめの問題は、教師全体が取り組まなければならない問題です。
授業ですべての教師が、実態を知り、話をしなければならないのです。
どういうものか分からないのなら、勉強のため教師同士で始めればよいのです。
手遅れにならないよう、ネット犯罪について勉強していかなければなりません。
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63■マナーの達人になる

教師のマナーが問題になっています。
ある研修のことです。
寝ている教師が多く、講師はそれを見兼ねて、
「皆さん、疲れているのは分かりますが、ちゃんと聞いてくださいね」
と言われていました。
同じ教師として恥ずかしくてなりませんでした。
他にも、
・内職をする
・隣の教師としゃべる
・帰り道でくわえタバコをする、信号無視をする、大声でしゃべる
いつもは、話を聞かない生徒がいれば、指導しているはずです。
こんな教師に習いたくありません。
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64■マナーモードを設定する

会議中に携帯を鳴らせる教師がいます。
生徒指導中に携帯を鳴らせる教師がいます。
「公共の場所では、携帯はマナーモードにする」
これは、当たり前のことです。
学校は公共の場所です。
電話の内容が仕事関係のことかどうかは、問題ではありません。
教師は、生徒へ携帯電話の使い方を指導します。
指導する側の教師がこれではいけません。
教師は、携帯のモードを意識しなければならないのです。
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65■帰る時間

先輩教師が遅くまで残っていたら、後輩教師は帰りにくくなります。
先輩教師なら、そこまで見えていなければならないのです。
もし、どうしても自分が遅くまで残ってしなければならない仕事あるのなら、
「仕事終わったのなら、こちらを気にせず早く帰ってね」
と優しく言えなければなりません。
また、先に帰るときは、必ず、「もう帰るけど、何か困っていることはない?」
と優しく笑顔で話しかけます。
先輩教師なら後輩教師の心の負担を軽くできなければなりません。
いつまでたっても、自分のことしか見えてないようでは駄目なのです。
「遅く残っているのは、後輩が何かあった時に助けてあげるため」という教師もいます。
確かにそういう時もあります。
しかし、ずっとそうしているようでは、本当の優しさとは言えません。
早く帰って、心身とも万全な体調にしておくことも大事な仕事のうちです。
それも後輩教師に指導しなければなりません。
また、後輩教師だけで馬鹿な話をして盛り上がりたいときだってあるのです。
周りの教師の負担が軽くなるよう、いつも心がけましょう。
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66■専門教科以外でも、答えようとする

担任するクラスの生徒の勉強を個別でみるときがでてきます。
その時に、自分の教科意外でも一緒になって、問題を解いてあげるのです。
生徒は敏感です。
「一緒になって考えてくれている」と思えばモチベーションが高まります。
その姿勢が大事なのです。
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67■宿題は戦略的に出す

宿題指導は大事な指導の一つです。
学年全体で話し合って、計画を立てて、出していかなければなりません。
「塾の宿題があるから、学校では宿題をださない」
「宿題よりも家の手伝いなどするべきことがたくさんある」
「宿題をやってきても見る時間がない・・・」
これは、教師の怠慢です。
生徒が家庭学習の習慣をつけられるよう、宿題は計画的に出さなければならないのです。
授業の時間だけで勉強は完結しないのです。
宿題は学年全体で継続的に計画的に出しましょう。
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68■教科書が改訂されて変わったのに、同じ授業をしない

教師も日々進化しなければなりません。
前年度の反省をふまえた授業をしなければなりません。
予習も何も全くせず、去年と全く同じ授業をするのなら、それは教師の怠慢です。
ひどくなると、教科書が改訂されて変わったのに、「こっちのほうがいい内容だから」と、改訂前の教科書のコピーを使用して授業する教師もいました。
参考として、使用するのなら構いません。
しかし、そうではないのです。
教師が変わらなければ、生徒も変わりません。
去年より工夫した授業をしましょう。
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69■実技や実習で手を抜かない

理科には実験、技術・家庭には実習があります。
課題が多い学校は、実験や実習をするのが困難な場合もあります。
しかし、実験や実習はしなければならないのです。
すべてをやるのが難しければ、失敗しても安全なものだけでもやってほしいのです。
実験・実習を生徒はとても楽しみにしています。
内容は分からないけれど、実験・実習は大好きという生徒はたくさんいます。
他の教師の入り込みなどいろいろな方法があります。
万策つきるまで工夫してください。
荒れていても、実験・実習はしなければなりません。
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70■テスト1週間前に朝練はしない

部活動は、心身を鍛える素晴らしい場です。
その意義も、文部科学省の「運動部活動の在り方に関する調査研究報告書」に記載されています。
テスト1週間前はテスト勉強期間で部活動が休みになる中学校が多いようです。
ところが、この時期にも朝練をするクラブがあります。
・テスト直後の土日が試合で、体を慣らしておかなければ怪我をする
・その他、中学校で独自のルールがある
場合は理解できます。
ところがそうではない場合も朝練しているのです。
放課後の勉強時間を保証すればよいという考えです。
確かに、朝練の時間にテスト勉強する生徒はほとんどいません。
しかし、テスト勉強期間の意味を考えなければなりません。
テスト勉強期間は、文字通り「勉強に集中する時間」です。
自分のもっているエネルギーを「勉強」に集中させる時間なのです。
朝練で早く起きなければなりません。
睡眠時間が削られるのです。
その結果、テスト直前の授業中に眠たくなるのです。
頑張っても寝てしまう生徒も出てきます。
テストの結果に影響するのです。
生徒の進路にも関わるのです。
「この生徒は、クラブがあるから学校とつながっている」と言う教師がいます。
しかしそれは逆なのです。
顧問として大事なことを教えるチャンスと捉えなければなりません。
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